戻る / 目次 / 3/6-7へ / 3/13-15へ


Daily TSUMURA 活動日誌 2004年 3月8日〜12日


 3/12(金)

年金陳情 JR陳情



 3/11(木)

代議士会 答弁

取材  →「ひとこと

船橋洋一さん


【衆院本会議】
金融再生ファイナルプラン関連法案で趣旨説明

 2004/03/11

衆議院本会議で11日、金融機関への公的資金投入を可能にする政府提出の「金融機能の強化のための特別措置に関する法律案」および「預金保険法の一部を改正する法律案」と、民主党の金融再生ファイナルプラン関連2法案(「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律等の一部を改正する等の法律案」「金融再生委員会設置法案」)の趣旨説明が行われた。
 
民主党法案の趣旨説明には五十嵐文彦ネクスト経済財政・金融担当大臣が立った。五十嵐議員は「金融の再生とは中小企業に銀行が融資できるようにすること」だとし、政府のやり方は「この間、100兆円も中小向け融資が減っている。根本的に間違っている。国家的粉飾をやめさせ、自己資本を充実させることが必要」と断じた。そのうえで「経営、株主責任を明確にし、ディスクロージャーを徹底する民主党案が粉飾と欺瞞の金融行政から脱却する唯一の道」と強調した。

質疑には永田寿康議員が立ち、自殺者が年間3万人となっていることを挙げ「1人でも減るように最善を尽くすのが政治家の本当の心がけ」として、「今回の法律を用意しなければならなくなるほど、地域経済が弱体化した原因」を質した。また、小渕・森・小泉の3人の総理を見ていると「全く情けなくなる」「今すぐに心を入れ替えて『総理の職務は高度で、しかも尊く、重要で意義深いものなのだ』と私たちが感じられるような仕事をしてほしい」を首相に要望した。首相は政府法案について「金融安定、地域経済の活性化に効果がある」と一般的に答えるだけで、自らの政治責任・姿勢には触れなかった。
 
永田議員の質問に対して、民主党側からは中塚一宏、津村啓介両議員が答弁した。中塚議員は「この間、損失の穴埋めに18兆円、資本注入に12兆円、不良債権の買取に11兆円、合計42兆円も使った。今回の政府案は役に立たず、税金を無駄に使う案」として、民主党案の優位性を強調した。
津村議員も「政府案では中小企業向けの融資額の数値目標がない。これでは資本注入を受けた銀行の食い逃げを許す。民主党政権なら、新生銀行の売却、上場でも、国民負担を軽減できた」として政府案を批判した。



 3/10(水)

民主党両院議員総会 →「ひとこと



 3/9(火)

9時すぎ、衆議院第2議員会館の国会事務所へ出勤。
午前中は、各種案内への出欠判断とメールチェックなど、事務的な作業で瞬く間に時間が過ぎた。なかでも重要だったのは、「1月以降の国会事務所の作業進捗状況」についての整理。政策秘書の釜我が昨日取りまとめ、報告を受けた。→「ひとこと

その後、釜我秘書とインターンのM君に書類と名刺の整理を依頼。
津村は、週末の代議士日記をまとめ書き。嬉しいことだが、このところ岡山で過ごす週末は予定がびっしりなので、日記に書く内容も盛りだくさん。一日分書くのに、1時間近くかかることもある。

14時、インターンのM君と昼食。ランチタイムにしては少し遅いためか、議員会館地下の食堂はガラガラ。テレビでは、参院予算委で自民党の矢野議員が竹中大臣に厳しい質問を投げかけていた。

15時、民主党の先輩議員5人(仙谷、横路、枝野、北橋、海江田)とともに金融庁を訪問し、総務企画局の三國谷審議官と生保の銀行窓口販売について意見交換。
津村からは「国家的な課題である“金融再生”を一部の銀行再生のみに矮小化せず、金融市場全体の安定化に配慮してほしい」と申し上げる。約1時間ほどで終了。

16時、議員会館の国会事務所に戻って代議士日記を書いていると、生保業界の方々が来訪。金融行政のあり方や参院選への取り組みなどについて、ざっくばらんな意見交換。15分ほどで終わった。

その後、引き続きデスクワーク。代議士日記が溜まっており、鋭意執筆。今週は本会議答弁もあり、机の上でやらなければならないことが結構多い。お返事をさしあげていないメールがまた溜まってきた。

「裁判官」ビデオを観る釜我秘書 18時、釜我、M君と3人で映画『裁判員』を鑑賞し、感動。
→「ひとこと

21時、党改革推進委員会のタスクフォースの一員として、岡田幹事長を囲む会食に参加。
時間直前に部屋に入ると、岡田幹事長がお1人で待っておられ、最初のうちは2人でお話しをさせて頂いた。その後、三々五々メンバーが集まり、計6人で議論。詳細は紹介できないが、幅広い話題について密度の濃いフリーディスカッションをすることができた。中には意見が大きく分かれるテーマもあったが、岡田幹事長の党改革への情熱と誠実なお人柄をヒシヒシ感じるひとときであった。

23時、タスクフォース懇親会に参加した2人の同期(新人代議士)とともに、寄り道。一杯やりながら、それぞれの党改革への思いを披瀝し合った。

未明1時半、青山議員宿舎に戻り、ただちに就寝。



 3/8(月)

今日の朝立ちは、「岡北大橋(こうほくおおはし)」。朝7時過ぎに山崎に拾われて、現地に向かった。

岡北大橋7時20分ごろから約40分、西川原交差点の角でスポット演説。
ここは新幹線からもよく見える見晴らしの良いスポット。今日は春休みのせいか高校生や大学生の姿があまり見られず、少し寂しかったが、交通量はいつも並み。
8時前には、岡山駅西口の「おはよう730」に向かう江田五月参議院議員の車も目の前を通過され、運転手のNさんにはライトのパッシングで、江田さんには身を乗り出しての大きな声援で激励を頂いた。

8時20分すぎ、津村も遅れ馳せながら県連主催の「おはよう730」に合流。
締めをご担当の羽場市議の前に約3分スピーチ。2区の対応として、「スタッフは7時半からフルタイム参加、津村は別の場所で朝街宣をし、終了までに駆けつけて短くスピーチ」というスタイルを確立している。今日は車が混んでいて遅刻しそうになり、冷や汗。

恒例の弁士&スタッフ合同の朝食会の後、9時半ごろに円山の事務所に戻り、約1時間半かけて、以前中学生から貰っていた手紙への返事を清書。N君への手紙
脳死問題について津村の意見や勉強方法についてのアドバイスを問う内容で、当選直後に受け取っていたが、仕事にかまけて、返事が出来ていなかった。手紙をくれたN君の卒業に合わせて、手書きで便箋7枚の返事を書き、持参することにした。

11時、事務所を出て、目的の中学校へ。
担任教諭は研修中で不在、N君は掃除中ということで、校長先生が対応して下さった。お返事が遅くなったことをお詫びしたところ、校長先生からは今後とも地域の活動について協力をお願いしたいとのお申し出があり、快諾。→「N君への手紙

12時、根木秘書の実家に久しぶりのご挨拶に出向き、母上を交えてしばし歓談。厚くおもてなし頂いたが、上京のため、短時間で失礼。

事務所に一瞬立ち寄ったのち、13時22分の「のぞみ」に乗り込む。

途中、新神戸駅に立ち寄りながら、上京。
衆議院議員に就任して以来、岡山と東京の往復のタイミングを使いながら、なかなか挨拶が出来ていない親戚や友人と会ったり、民主党の仲間、政治家志望の若者らと会っている。今日も少し足を伸ばしていたら、時間を読み違えてしまった。。。ケアレスミスで会食の予定に30分強、遅刻。関係者の皆さんにご迷惑をおかけしました。

20時半すぎ、江田五月黒岩宇洋両参議院議員と会食。
黒岩さんは日銀時代の先輩の親友に当たり、秘書のNさんは津村の古くからの友人でもある。そんな話を皮切りに、時を忘れて楽しいひとときを過ごした。勉強になることがいっぱい。


ご意見、ご感想、激励メッセージはこちらまで

2004/3/8-12

目次 / 3/6-7へ / 3/13-15へ