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Daily TSUMURA 活動日誌 2004年 4月12日〜14日


 4/14(水)

朝8時半起床。昨夜は2つの会合に顔を出し、深夜に及んだので、多少疲れが残る。15分で準備をし、増田とともに宿舎を出る。

9時、国会議事堂前に着いたのち、事務所には寄らず、衆議院財務金融委員会に直行。
本日の委員会は、9時〜12時、12時45分〜14時45分の計5時間。津村は民主党案の提出者として、3人の質問に答えることになっている。

まず、1人めは11時から12時までの民主党・松原仁議員。
日本の金融システムはオーバーバンキングと言えるかどうか、という質問を受け、中小企業の借入は実質的には資本と同じ意味合いになっており、大企業向けの貸出と同列に論じることの難しさを指摘。その流れで民主党の中小企業支援策のキメ細かさをアピールした。

12時過ぎから、昼食。時間がないので第一議員会館(津村の事務所は第二議員会館にある)の地下食堂に行き、好物の月見うどん大盛を食べた。第二よりも味が濃い。最近、阿久津議員の秘書に転身した神田さんを偶然見かけ、声をかける。
彼女には夢があり、東京から岡山に「ヒト・モノ・カネ」を大幅にシフトして江田選挙および次期衆院選に万全の態勢で臨みたい津村の事務所運営方針との狭間で試行錯誤の末、この3月末、退職をしてもらうことになった。東京選出であり、人柄の良さでも知られる阿久津議員の下で新しいスタートを切る彼女には、これからも様々な場面でお世話になることだと思う。「これからもよろしくお願いします」と挨拶。お勧めのパスタを教えてもらった。

12時45分から、公明党の谷口隆義議員の質問に合わせて答弁席に座ったが、通告されていた質問が時間の関係で省略され、津村の出番はなし。公認会計士の谷口さんの議論は専門性が高く、勉強になる。

続く村越祐民代議士は、宿舎も同じで委員会も隣席。昨日に続く質問に答弁の準備だけはしていたが、今日は日銀と金融庁に絞って質問するとのことで、本日はお役ごめん。

その後、紛糾する厚生労働委員会を傍聴し、同僚議員の頑張りに拍手。長妻昭代議士の真摯な姿勢(質問準備の深さ、委員会質疑での粘り)には本当に頭が下がる。

15時前、事務所に戻って、しばし休憩。
15時から始まった党首討論を観に行った増田とM君は、小泉首相と菅代表のやりとりが相当面白かったらしく、興奮気味に帰ってきた。

(途中になりましたが、いったんここで中断します。今夜は邑久町議選応援のため夜行列車で岡山に帰り、明日の最終で再び上京します。今週は東京と岡山を3往復。振り回してしまう秘書団には負担をかけますが、邑久町議選・倉敷市議選・江田参院選の応援はいずれも津村にとってこの上なく大切な地元活動。衆議院財務金融委員会での決められた答弁時間以外は、全ての時間と“若い力”を岡山に投入する覚悟です。)

 日英議連
日英議連

(つづき)
16時、民主党日英議員連盟設立総会。
小沢一郎代議士はじめ、党幹部も多数参加され、引き締まった雰囲気。英国大使館から公使以下4名のスタッフが来て、イラク問題への対応等をプレゼンテーション。皆さん本当に日本語が上手。
質疑の時間には、新人同期の楠田大蔵君がフレッシュかつ本質的な質問。EUにおけるイギリスの立場、スタンスなど興味深い話が聞けた。最後に英国大使館の方々と名刺交換し、自己紹介。津村が英国外務省の奨学金制度でオックスフォード大学に留学させていただいたことに触れると、殊の外興味を持っていただいたようで、再会を約しつつ記念撮影。

19時過ぎ、ある全国紙記者の方のお誘いで、増田、釜我とともに4人で食事。
民主党の将来像や政治面記事の取材方法など忌憚のない意見交換、ディスカッション。

東京駅22時発の夜行列車「サンライズ瀬戸」で帰岡。



 4/13(火)

7時、増田出勤。
仮眠中のソファーの上から「もうしばらく寝かせて」と頼み、7時20分起床。

 公的債務管理WT「偶発債務」
公的債務管理WT

8時、津村事務所が事務局を務める、公的債務管理WTの第3回会合。
テーマは偶発債務。質問&答弁のダブルヘッダーの前だけに、頭が付いて行かなくなりそうだったが、なんとか有意義な議論が出来た。講師の方と参加してくださった議員各位のおかげ。

9時、衆議院財務金融委員会。
まず先頭バッターとして、50分間、政府案について質問。政府保証枠2兆円の積算根拠として金融庁が示した資料には大手行の記述がなく、法案自体の概要説明には対象として明記されていることの矛盾を指摘したところで、竹中大臣の答弁が袋小路に入り、紛糾。初めての経験だが、意図的にシナリオを離れ、徹底的に大臣に噛み付いた。質問終了後、今度は答弁席へ。

 財務金融委員会 質問
質問 財務金融委員会
 財務金融委員会 答弁
答弁 財務金融委員会

12時40分、代議士会。

13時、衆議院本会議。2時間。

 おかやまマニフェスト打ち合わせ
「おかやまマニフェスト」について

16時、女流漫画家「安野モヨコさん」の取材が予定に入っていたが、キャンセル。楽しみにしていたので、ちょっとがっかり。夏までに出る政治マンガのモデルの1人に、というお話。機会を改めることになった。

江田五月さんと岡山マニフェストについて打ち合わせ。

19時、新人代議士6名で先輩代議士を囲む夕食会。
乾杯の時のビールの飲みっぷり、津村も含めた出席者のデータを頭にしっかりと入れている準備の良さ、地道な選挙への強い思いなどなど、本当に示唆に富む、有意義なお話が続く。歴史上の人物と話しているような感覚をおぼえ、圧倒される。

21時半、第5回「政権前夜の会」に途中参加。
いつもよりも参加者が少なく、15名ほど。財務金融委員会で法案の共同提出者である中塚一宏代議士が、津村の答弁ぶりについて色々な方にPRをしてくださり、恐縮。ここまで持ち上げて頂いたら、最後まで必死に汗を掻かなければならない(当たり前だが)。頑張ります。



 4/12(月)

朝イチでJR東京駅に到着。
9時ごろ、衆議院第二議員会館の国会事務所に出勤。イラク人質問題などの情報収集。

 民主党全議員懇談会 イラク人質事件
民主党全議員懇談会

10時、民主党本部5階ホールで全議員懇談会。テーマはイラク人質事件。
大勢の議員が発言を求め、熱い議論が続いた。津村は発言しなかったが、様々なバイアスがかかった情報が錯綜する中で、様々な物の見方・考え方があることを実感。本当に勉強になった。もちろん国会議員の仕事は勉強ではなく、行動である。そのことを説得力を持って訴えた寺田学代議士の発言には思わず大拍手。村越祐民代議士と共同歩調を取っているようだ。
論点は多いが、ともあれ注目すべき取り組み。

その後は終日、質問および答弁の準備。
明日は質問の先頭バッターであり、同時に民主党提出法案の提案者として答弁にも立つ、ダブルヘッダー。

電話その他で各方面からレクを受けながら、まずは質問のあらすじを練る。

21時、金融庁の質問取りに応え、レク。
釜我は夜半過ぎの終電ギリギリまで、増田は未明2時近くまでアシスタントとして頑張ってくれた。

津村本人は、3度めとなる国会事務所(議員会館)泊。未明3時半にメドが付き、ソファーの上に横になって4時間ほど仮眠。


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2004/4/12-14

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