2003/09/14  選対本部事務所開き 「決意表明」 号外目次 / 政策 / 津村啓介ホーム

「決意表明」

● 来場者の皆さん、スタッフへのお礼

● 「事務所開き」の意味づけ
― 昨年8月に市内円山に事務所を構え、「若い力」で取り組んできましたが、皆様のご支援のおかげでスペース的にも活動の広がりの面でも器がいっぱいになってまいりました。そんな、このタイミングで、新しい事務所を構えることができたことは、この選挙の必勝に向けて大きな意義があるものと感じています。
― 先日、邑久郡で行ったある集会で、嬉しい励ましのお言葉をいただきました。「津村はまだ卵だが、いま一生懸命、そのカラを破ろうとしている。ぜひ、この卵をみんなで温めて、大きく育てて、次のヒナドリを沢山生める立派な親鳥にしていこう。そのことが日本の政治を良くすることにきっと繋がるはずだ」そんなお言葉でした。
― きょうの「事務所開き」は、円山事務所という小さなタマゴを脱皮しての、新しいスタートになります。まだまだ小さなスタートですが、これをキッカケに、若い力の至らない部分もしっかり見つめなおし、支持してくださる皆さん、そして岡山2区の有権者の皆さんの政治に対する思いやニーズをしっかりと汲みとり、政策や政治姿勢に活かしていけるよう、今日の日を大切なステップにしていきたいと思っています。

● 政治家としての初心
― 新しい事務所になって、あらゆることが新しく、大きく変わっていくものと思います。そのことを期待もし、また自ら変化を作っていきたいと思っていますが、しかし、政治家としての初心だけは変えないでいきたいと改めて今、思っています。
― 昨年春、民主党の候補者公募に応募したとき、私は論文の中で「国民が自国の未来に希望を抱かない国家に、明日の繁栄はない」と書きました。頭に思い浮かべていたのは、中学校の授業で教わった「なぜ国があるのか、なぜ政治家がいるのか」という話です。もし国というものが存在しなければ、国民の暮らしは不安に満ち満ちたものになる。中学生でしたから、泥棒が入っても逮捕してくれる警察がいない、外国から攻撃を受けても誰も自分たちを守ってくれない。。。たとえばそんな話で、国の存在する意味、政治家の役割を理解した記憶があります。
― 国民が安心して暮らせる社会をつくり、未来に希望を抱ける国を作る。そのことが国を作る意味であり、政治家の存在意義である。そのことを改めて思い起こしたとき、いまの政治の問題点が否が応にも明らかになると思います。
― たとえば「年金」という制度は、老後の不安を取り除くために作られたはずです。それなのに、今では国民の不安のタネになっています。小泉さんは、最近になって「年金の給付開始年齢の引き上げ」に言及するようになりました。医療費も負担が増えました。消費税増税の議論もあります。凶悪犯罪が増えているにもかかわらず、警察官の数は増員されず、交番はルスがち。岡山2区でも、選挙区を回っていると「この集落には交番がない」とか「線路の北には消防署がない」と言った話をよく聞きます。国民の将来不安はこんなところにも原因があります。
― 象徴的なのは、国の将来を考えた時まず頭に浮かぶはずの子供たちの教育の問題。教育基本法の改正問題などをみても、精神論ばかりに議論が傾き、少子化で子供が少なくなっているはずなのにまだ30人学級の完全実施すら先が見えません。
― イヤな話ばかりを続けましたが、要するにこうした将来不安を解消し、未来に希望を持てる国を作ることが、政治家が世の中に存在する意味だとここで改めて申し上げたいと思います。

● 「安心・安全な消費社会」が景気を回復させる
― いま、自民党の総裁選挙が行われています。しかしそこで行われているのは権力闘争ばかりで、政策論争は低調です。ただ、1つだけハッキリしたのは、小泉さんのいまの経済政策が続く限りは、いつまで経っても景気は良くならないと、自民党支持層も含めた国民全体が考えているということです。
― 小泉さんの対立候補である3人の方は、特にこのことを強調していますが、しかし3人が訴えているのは、要するにいままでどおりの公共事業をもっと拡大しようという話です。私は、税金のムダ遣いがまた増えてしまうだけだと思います。厳しい財政状況の中で補正予算を組んだところでせいぜい10兆円規模です。国と地方を合わせると700兆円もの借金が積みあがっていますが、どうして同じやり方で更に10兆円分投資効果の低い公共投資を増やすことが本格的な景気回復に繋がっていくのか、まったく説明になっていません。
― 私は、実はこの景気の問題こそ、先ほどの「将来不安」がキーワードになっている、現在の日本の政治の最大の問題だと思います。最近集会や演説でこの話をすると皆さん驚かれるのですが、いま日本人は1400兆円近い貯金を持っています。これは世界一です。世界一の金持ちである日本が、先進国の中で最悪の不況にあえいでいるわけです。
― どうしてこんな不条理なことが起きるんでしょうか。答えは簡単です。みなさん、どうして貯金をされるんですか。お金が余ってしょうがないから、貯金している方はどれだけいらっしゃいますか。そんな人は少ないと思います。将来が不安だから、年金も介護保険も医療制度もアテにならないから、自分で自分の老後を守るために貯金をしている人が大半だと思います。そういう、いわば自衛のための守りの貯金だから、タンスや銀行にお金が眠ってしまって、世の中にお金がまわっていかない。つまり景気が良くならないわけです。
― 数字ばかりになってしまいましたが、要するに、いま景気が悪い最大の原因は、与党の政治家や官僚や一部の業界の人が考えているような、道路が足りないとか、ダムが少ないとか、そんなことではなくて「みなさんが既に持っているお金を安心して使うことができない」、このことに尽きます。
― 私たち民主党は、国民の皆さんが安心してお金が使えるように、日本の将来像を国民のみなさんと具体的な数字で約束をします。みなさんに将来への安心と希望を持っていただけるように、今までどの政党も取り組んでこなかった「マニフェスト」を作ります。そしてその先には、11月9日の総選挙があります。

● おわりに
― 今朝の読売新聞最終版には「小泉首相、10月10日衆院解散、11月9日投票の日程を最終決断」という見出しが躍っています。これが本当だとすれば、解散まであと26日、投票日まであと56日です。
― これからの8週間、お支えくださる皆さんとともに、全力で戦い抜き、必ず安心と希望の国政を実現することをお誓いして、本日の決意表明といたします。ご清聴いただきました。ありがとうございます。

平成15年9月14日
津村啓介


2003/09/14  選対本部事務所開き 「決意表明」 号外目次 / 政策 / 津村啓介ホーム