2003/11/03  毎日新聞   前へ 目次 / ホーム

「自民王国」揺るがず

[支持政党] 民主は1割程度

自民党が政党支持率4割を超える支持を集め、他党を引き離している。全国的には「政権選択」がテーマの選挙だが、県内では「自民王国」が揺らぐ気配は感じられない。他党は、民主が1割程度となっている以外、1けたにとどまり、支持政党なしは3割を占めている。
支持政党なしと答えた人の54%が「投票に必ず行く」、35%が「たぶん行く」と回答。無党派層の票の行方が、選挙戦に大きな影響を与えそうだ。


「年金など社会保障」がトップ

[関心ある政策] 「景気対策」が続く

投票で最も関心のある政策は、「年金など社会保障」が53%でトップ。20代を含む全年代で最も多かった。続いて、依然厳しい経済状況を反映し「景気対策」の24%。
一方、自衛隊の海外派遣や拉致事件が注目される中、「イラク・北朝鮮対策」は2%にすぎず、関心が低かった。
「社会保障」を選んだのは、女性が男性を6ポイント上回り、「景気対策」は逆に男性の方が6ポイント高かった。政党支持別でみると「社会保障」は、共産支持層の85%が最も高く、次いで公明78%、民主63%、自民54%の順。選挙区別では5区の62%に対し、4区は46%と差が出た。


[政権枠組み] 「自民を軸に」半数近く

選挙後の望ましい政権枠組みは「自民を軸にした政権」が49%とトップ。「民主軸」は27%だった。
ただ、自民軸は男女ほぼ同じだったが、民主軸は男性35%、女性20%と開きが出た。男性の30、40代では民主軸が自民軸を上回った。


[マニフェスト] 「参考にする」67% 「参考にしない」26%

今回、各党が力を入れるマニフェスト(政権公約)。投票の「参考にする」と答えた人が67%に上り、「参考にしない」26%を大きく引き離した。党派別では公明、民主、共産支持層の約8割が参考にすると回答。自民支持層でも7割弱。一方、社民支持層では5割強にとどまった。
また、マニフェストを参考にすると答えた人の48%が、投票で重視する基準として「政権公約の良しあし」を挙げ、参考にしないと答えた人の45%が「候補者個人の良しあし」だったのと対照的な結果となった。


[投票] 「必ず行く」全体の7割

「必ず行く」と答えたのは全体の69%、すべての選挙区で6割を超え、「たぶん行く」を合わせると92%に達した。「必ず行く」は、5区で最高の73%、最低は1区の62%で、市部より郡部の数値が高くなっている。
年代別では「必ず行く」は70代以上の86%がトップで、60代の80%、50代の75%と続く。若年層ほど割合は低くなっており、20代で「必ず行く」と回答したのは27%、「行かない」「たぶん行かない」を合わせると34%に上った。


[比例代表] 自民、幅広い支持 民主60代で3割超える

選挙区での優位を反映し、自民が幅広い支持を集める。「自民に投票する」と答えた人が全年代で最多で、自民支持層の大半をまとめ、支持政党なしの無党派層でもトップ。民主は60代で3割を超え、30、40代で自民に迫る。自民・社民支持層の一部の支持も受け、無党派層でも自民に迫る支持を受けている。
公明は公明支持層を固めているが、他党支持層や無党派層への浸透は今一つ。共産は共産支持層を固め、社民支持層からも支持を集めている。社民は社民支持層を固めきれていない。


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