2003/10/28  朝日新聞 目次 / ホーム

きょう公示

自民民主公明共産社民

 総選挙は28日、公示される。立候補届け出は、午前8時半から午後5時まで県庁9階大会議室で受け付ける。投開票日は11月9日で、各候補や政党は12日間の選挙戦に入る。本番を前に、県選管は27日、立候補受け付けのリハーサルをした。
 リハーサルでは、各候補者の陣営のスタッフに扮した職員が会場入り口に現れ、届け出順を決めるくじを引いた。選管担当者らは提出書類を点検し、選挙事務所の標札や街頭演説用の腕章、個人演説会用の立て札などの、いわゆる「七つ道具」を一つひとつ説明し、手渡した。平松卓雄・県選管事務局長が「緊張感を持って臨んでほしい」と引き締めた。
 不在者投票は28日から11月8日まで各市町村で受け付ける。
 県内五つの小選挙区でこれまでに立候補の準備を進めているのは自民、民主、共産各5人ずつの計15人。内訳は前職5人、新顔10人。このほか、比例区中国ブロックの議席を巡っても、各政党が選挙戦を展開する。


県内有権者157万1680人に

 総選挙を前に、県選管は27日、選挙人名簿登録者数をまとめた。県内の有権者数は157万1680人で、前回総選挙の選挙時登録(00年6月12日)と比べて1万7503人増えた。
 選挙区別では、1区33万5327人(前回比6760人増)▽2区28万6367人(同4875人増)▽3区30万2084人(同442人増)▽4区35万4729人(同6915人増)▽5区29万3173人(同1489人減)。国外に住む在外選挙人は720人(同133人増)だった。

自民・加藤氏 比例名簿「3位」に歓声

 総選挙で比例区単独で立候補の準備を進めてきた自民新顔、加藤勝信氏(47)の同党中国ブロックの名簿順位が27日夜、3位と決まった。前回00年6月の総選挙では4位までが当選しており、県連では「当選圏内」とみている。前回は名簿順位が7位で涙を飲んだだけに、支持者からは喜びの声が上がった。
 加藤氏は前回、岡山5区で民主党の推薦を受けて立候補の意向を示していたが、選挙直前に自民入りした。陣営の期待に反し、名簿順位は7位にとどまり落選した。
 加藤氏陣営では今回、「当選圏内に」と要望。県連も今年夏ごろから、熊代昭彦・県連会長ら幹部が再三にわたり上京し、党本部に上位登載を働きかけてきた。
 自民党の比例区73歳定年制導入の動きなどをうけ、この年齢に引っかかる前回1位の宮沢喜一元首相や2位林義郎元蔵相、4位谷川和穂元法相が引退し、3位だった72歳の平林鴻三元郵政相も順位を下げたことも有利に働いた
 この日は夕方から、倉敷市内で約500人を集めて加藤氏の決起集会があった。散会後間もなく、加藤氏本人の携帯電話に県連から連絡が入ると、まだ残っていた支援者から拍手と歓声が起こった。加藤氏は「何度も要請してもらった県連の皆さんにお礼を申し上げる。自民党が1票でも多く得票できるように、身を粉にして頑張る」と話した。同席していた大杉尚久・県連幹事長も「やれやれというところ。岡山の悲願が達成できそうだ」とほっとしていた。


主要政党 かく戦う

大杉尚久・民党県連幹事長
景気回復の兆しを確かなものにし、雇用、社会保障、教育改革など重要課題を解決する安定した政治基盤を築くため、全力で取り組む。5小選挙区で圧勝し、比例でも県から当選者が出るよう戦い抜く。

江田五月・主党県連代表
政権選択の選挙。わが国初の本格的なマニフェスト(政権公約)を掲げて正々堂々と戦う。岡山の候補は平均35歳。若い力と女性パワーの個性派がそろった。岡山の有権者に日本の政治を変えてもらいたい。

景山貢明・明党県本部代表
壮絶な短期決戦。比例区を優先して岡山20万票、中国70万票を目指し、3議席確保に挑戦する。今、人々が関心があるのは老後への不安解消策だ。年金問題に真正面から取り組む公明にご支援をお願いしたい。

中原猛・産党県委員会委員長
財界とアメリカ言いなりの自民党政治を続けるか、政治を大もとから変えるのか、日本の進路を巡る闘い。国民本位の暮らし応援の経済改革と自主外交による独立、平和を目指す「日本改革」を進める。

渡辺慎一・民党県連代表
党の命運をかけた重要な選挙と位置づけ、小選挙区は「反自民・自主投票」と決定し、比例区に全力をあげる。「小泉構造改革でいいことあった人いますか」と問いかけており、一層のご支援をお願いする。


2003/10/28  朝日新聞目次 / ホーム