| 2003/10/26 読売新聞 | 目次 / ホーム |
2区立候補予定者3氏が公開討論
衆院選岡山2区に立候補を予定する3人が24日夜、岡山市内のホテルで開催された公開討論会に臨み、約150人の聴衆に景気対策や年金、外交問題について語った。
景気対策や外交語る
岡山市内の税理士などでつくる「やる気のある会」が主催。自民前議員の熊代昭彦氏(63)、民主新人の津村啓介氏(31)、共産新人の尾崎宏子氏(47)が登壇した。
景気対策について、熊代氏はデフレ克服を最優先課題に挙げて「日銀法を改正し、政策の中に物価安定数値目標を入れる」と話した。津村氏は経済再生のモデルを示し「段階的な計画に沿って人口減に耐える社会をつくる」と述べ、尾崎氏は「公共事業や防衛費を削減し、雇用や中小企業対策に回す。国民の暮らしに活力を与える政治を」と訴えた。
外交や安全保障の問題では、3人とも国連中心外交を目指すことで一致。イラク戦争や北朝鮮問題での米国との関係では、尾崎氏が「いつまでいいなりなのか。本当の独立国家になるための友好関係を築くべき」と主張。津村氏も「追従ばかりで政府は当事者としての外交能力を失っている」と批判したのに対し、熊代氏は「信頼すると同時に、常に正義があるのかを検証しあう関係になるべき」と述べ、意見が分かれた。
お互いの政策に意見を述べ合う「反論タイム」では、日銀出身の津村氏が、熊代氏の景気対策に対し「デフレ克服に物価安定目標を入れた例はない。独立機関である中央銀行への政治圧力だ」と指摘。熊代氏も厚生官僚の経験から、年金制度を批判する津村、尾崎両氏に対して「不足を補う保険の機能と、最低限の生活を保障する保護政策を混同させて不安をあおっている」と述べた。尾崎氏は「自民も民主も政権交代といいながら中身は同じ。もっと今の政治の問題点に踏み込むべき」と話すなど、活発に討論した。「人柄、関心よく分かった」
参加した男性会社員は「率直な意見が多く、それぞれの人柄や関心などがよく分かった」と討論会を評価していた。
2003年10月24日 津村啓介 『公開討論会 レジュメ』
| 2003/10/26 読売新聞 | 目次 / ホーム |