2008/02/10  民主党改革のあゆみ (4) オックスフォード留学 目次 / 津村啓介ホーム

北海道大学 遠藤ゼミ 特別講演 「民主党改革のあゆみ」 全20回

(1) あいさつ・民主党のイメージ (2) 今、力を入れている仕事 (3) “政治家は、その出自に規定される”
(4) オックスフォード留学 (5) イギリスの政治との接点 (6) 政治家への目覚め (7) 4つの選択肢
(8) 一歩を踏み出した理由 (9) 政党交付金制度の意義・“政治改革第一世代”の自負
(10) 二大政党制は“手段” (11) 官僚への権力の偏在・二大政党制が官僚機構を正す
(12) 二大政党制の日英比較 (13) 自民党のアンチテーゼとしての民主党 [1]アイデンティティ
(14) 自民党のアンチテーゼとしての民主党 [2]プロジェクトの組み立て方
(15) 自民党のアンチテーゼとしての民主党 [3]トヨタと日産 (16) 強力なリーダーの不在 
(17) リーダーたちの変遷 [菅時代・岡田時代] (18) リーダーたちの変遷 [前原時代]
(19) リーダーたちの変遷 [過去最強の小沢時代] (20) 学生の皆さんへメッセージ

第4回

オックスフォード留学

政治にはずっと興味がありました。しかし、なにしろ日銀は時の政府や政治から“独立”している組織です。皆さんも、日銀の独立性、中央銀行の独立性、というものを勉強したことがあるかも知れません。とにかく、有象無象の政治から距離を置いていることを、ひとつの価値として考えている組織でした。

ですから、日銀時代には、全く政治の世界と触れる機会はありませんでした。政治家とも、学生時代に一度だけ話を聞いたことがあった以外は、全く接点がないまま、30歳まで過ごしました。

転機はイギリスへの留学でした。
29歳から30歳になるときに、オックスフォードに留学をする機会があり、MBAということで勉強しました。

欧米の大学院に留学をすると、意外なことに現地の学生と話す機会はあまりありません。例えばイギリスに留学したらイギリス人と仲良くなれる・・・と思ったら、大間違いです。大学院には、各国から学生が集まっています。特にオックスフォードは非常なブランド力を持っていますから、各国から学生を集めて、しかもすごく高い授業料を取って儲けているわけです。一種のビジネスです。

私のMBAのクラスメイトなんて、イギリス人が1割ぐらいしかいませんでした。よく聞き取れない英語を喋るインド人とか、私と同じようにあまり英語がわかっていない韓国人とか、そういう英語圏の外から来た人たちが沢山いて、英語が喋れるやつは喋れるやつ同士で固まり、私はと言えば、いつも英語の苦手な韓国人のリーくんと身振り手振りで会話しているみたいな状況でした。


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