2008/02/08  民主党改革のあゆみ (2) 今、力を入れている仕事 目次 / 津村啓介ホーム

北海道大学 遠藤ゼミ 特別講演 「民主党改革のあゆみ」 全20回

(1) あいさつ・民主党のイメージ (2) 今、力を入れている仕事 (3) “政治家は、その出自に規定される”
(4) オックスフォード留学 (5) イギリスの政治との接点 (6) 政治家への目覚め (7) 4つの選択肢
(8) 一歩を踏み出した理由 (9) 政党交付金制度の意義・“政治改革第一世代”の自負
(10) 二大政党制は“手段” (11) 官僚への権力の偏在・二大政党制が官僚機構を正す
(12) 二大政党制の日英比較 (13) 自民党のアンチテーゼとしての民主党 [1]アイデンティティ
(14) 自民党のアンチテーゼとしての民主党 [2]プロジェクトの組み立て方
(15) 自民党のアンチテーゼとしての民主党 [3]トヨタと日産 (16) 強力なリーダーの不在 
(17) リーダーたちの変遷 [菅時代・岡田時代] (18) リーダーたちの変遷 [前原時代]
(19) リーダーたちの変遷 [過去最強の小沢時代] (20) 学生の皆さんへメッセージ

第2回

今、力を入れている仕事

本論に入る前に、私が今もっとも力を入れてやっている仕事を2つご紹介しておきます。

2つは、菅直人さんのグループ“国のかたち研究会”という派閥の事務局次長です。

「民主党は派閥がない」あるいは「民主党は派閥というものに否定的だ」というのが、世間のイメージだと思います。けれども、私はごりごりの派閥主義者でして、“民主党をもっと強くするためには派閥を作り、強くしなければならない”という確信を持っています。そういう意味では、“国のかたち研究会”というのは派閥として非常にグリップが弱いんですが、これを強化することが私の政治的使命だと思っています。

もう2つは、民主党岡山県連の代表職です。

岡山県の民主党というのは、衆議院5つの小選挙区があります。私が初当選をした4年前(2003年衆院選)の時点で、小選挙区5つとも自民党が議席を独占していました。私は比例復活で当選をした、いわば「補欠合格」組でした。

ところが、翌年の参院選で、それまで定数2を自民党、民主党が1つずつ指定席で分け合ってきた岡山選挙区が定数削減になりました。1人区です。その1人区で、加藤紀文さんという加藤六月さんの甥っ子と、江田五月さんが戦って、江田さんが圧勝しました。

その翌年の郵政選挙では、5つの小選挙区のうちの2つの選挙区で私ともうひとり、若手の柚木くんというのが勝ちました。選挙自体は自民党の圧勝だったんですが、全国で唯一、小選挙区の議席を増やした県になりました。岡山県だけは大躍進したんです。

そして1年をおいて、今年の参院選。「姫の虎退治」というキャッチフレーズで、全国的にも注目されました。そして、参議院自民党の幹事長だった片山虎之助さんを倒しました。

つまり、岡山は、政治的に大きな変化が起きつつある、全国屈指の注目の県なんです。

県連の前代表だった江田さんは現在参議院議長で会派を離れていますが、少し前から中央の仕事に専念されることになり、1年半前に私が県連代表になりました。ありていに言って、人事とお金を握るポストです。もちろん民主的な手続きに乗った上で・・・ですが、一種の「経営者」として、経営の4要素であるヒト・モノ・カネ・情報をマネージしながら、岡山県での民主党のプレゼンスを上げるためにはどうすればいいのか、自分に今できることは何か、そればかりを考えています。例えば、衆議院岡山1区の候補者を誰にするのか、衆議院岡山3区で平沼赳夫さんとどういう関係を作り、場合によっては政治的な取引をしていくのか、ということが目下の大テーマになっています。ここは相手のあることなので、これ以上まだご紹介できないのですが・・・。とにかく面白い、やりがいのある仕事です。


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