2005/08/20  決意表明 号外目次 / 津村啓介ホーム

事務所開き 決意表明


みなさん、おはようございます。
今日は朝早くから、暑い中、本当に大勢の皆さんに集まって頂きまして、ありがとうございます。

この日が来るのを、ずっと待っていました。
1年9ヶ月前の前回の衆議院選挙、比例代表で当選をさせていただきましたが、この自民党王国岡山に大きな穴を開けるまでには至りませんでした。そして民主党の政権交代に小選挙区勝利で貢献することもできませんでした。初当選ということで、みなさんにたくさんの熱いお祝いの言葉をいただきましたが、内心は、相当悔しく、次こそ見てろと思っていました。

1年9ヶ月、毎日、次の選挙ではどんな政策を訴え、そのためにどんな準備を作ろうか、毎日そのことを考え続けてきました。思ったよりも早かったです。いよいよ私たち民主党の政策を、そして私津村啓介の思いと志をお訴えする日がやってきました。
本当に身の引き締まる思いで、今日を迎えております。

今回の選挙、自民党政権が、文字通り内部から分裂をし、これまで50年近く政権の座にあった与党自民党が、自らその政権担当能力の限界を露呈しました。政策的には郵政法案を巡る党内の分裂、そして私たちのつい目の前、間近にも、岡山2区の公認争いという形で、自民党が、組織がばらばらになる、中央に地方の声が届かない、そしてこれまで一枚岩に見えたあの自民党が、実は何の人間関係も信頼関係もお互いに築けていない、表面だけの、上辺だけの政党であったことがハッキリとしました。相手の悪口はこれくらいにします。

私たち民主党はこの間、仲間達と信頼を深め、一致団結をしてこの郵政法案を、様々な論点を網羅しながら、党の中でしっかりと議論をし、国会での法案採決時には一致団結して、行動を共にしてきました。今回の選挙、こうやってこんなに多くの仲間達が、そして様々な支持者の方、団体の方、こうして朝早くからお集まりいただき、政策本位の選挙を戦っていけること、国民の皆さんに、そろそろ民主党に任せていいのかどうか、さあ私たちの実力をお見せする、そのチャンスが、機会が訪れたと思っています。

しかしチャンスはピンチです。私の思いと志、そして民主党の政策を短い期間に改めて有権者の皆さんにお伝えし、ご理解を頂いていくことは、このたった3週間の選挙、簡単なことではありません。

1年9ヶ月の議員生活の中で、民主党の仲間達と共に取り組んできた最大のテーマは、年金改革でした。懲罰もいただきました。現在年金で生活をしている高齢者の皆さんから、将来に大きな不安を抱えている若い世代の皆さんまで、年金は、日本の国民生活の一番の基礎を支えている大切な制度です。戦後60年、人口分布の大きな核を占めている団塊世代の皆さん、高度経済成長を支え、平和な経済大国を築いてきた、その担い手であった団塊世代の皆さんが、もう間もなく、数年のうちに、年金を納める立場から年金を受け取る立場に変わっていくんです。まさしく日本の社会の大きな曲がり角が、もう目の前に来ている。今この時、安定した、新しい、将来にわたって持続可能な年金の制度を作らなければならない。

そして、財政の再建。日本全国で、地方と国を合わせて1000兆円を超える借金、一世帯当たり2000万円ですよ、子どもからお年寄りまで、この借金をこれから日本はどうやって返していくのか、方法は2つしかありません。国の借金を返すために国民から税金をたくさん取って、サラリーマン大増税、消費税、取れるものを全部取って、そして借金を返す、全てのツケを国民に回している、そういうやり方か、それとも、今、80兆円の国の歳出、いったいどこまで日本の国民の役に立っているのか分からない、新しい道路や橋は作らない、そういう中で、まず税金の無駄遣いをしっかりとなくし、私たちのマニフェストにも、具体的な数字で、細かく書かれています。ぜひお
手に取ってください。まず取り組まなければいけないのは、この税金のムダ遣いをやめることではないですか。民間の企業も、皆さんの家庭も、今、無駄遣いをやめること、一生懸命取り組んでいるじゃないですか。どうして国はそれができないんだ。そのことをしっかりと訴えていきたいと思います。

地元の課題では、小選挙区勝利を目指し、地域の声を国政に届ける、国と地域をつなぐ国会議員として、昨年の相次ぐ台風被害、16号、18号、21号、23号と、毎週続けてこの岡山県南に台風がやってきました。大きな被害が出た。その主な原因は、この地域に十分な防災無線、避難勧告を同時に出していく設備がなかったことです。今年は「晴れの国 おかやま国体」が行われ、晴れの国と自ら称するこの岡山には、台風に対する備えが、全国の整備率80%に比べて、わずか40%。玉野にも岡山にも、避難勧告を直ちに発信する設備がありません。去年玉野で5人の方が土砂崩れで亡くなりました。避難勧告の出ていた地域です。しかし玉野市役所で市長が避難勧告を発令しても、テレビがそれを流すわけじゃない、一つの地域の避難勧告、そして市役所の職員の方々が、私たち毎日やっています街宣カーで玉野市内を回ったって1日かかるんです。しかも大急ぎで雨の中をやってるから、お年寄りの耳には聞こえないんです。そういうまさしく地域に密着した設備がなかったから、あの大災害が起きた。私は政治家の目標とは、国民の皆さんに、安心して自分のくらしのために集中できる、自分のくらしのことを一生懸命考えて生活ができる、その前提を静かにこっそりと整えるのが政治家の務めだと思います。

将来の安心を作り出す年金、そして現在の安心を支えるこうした防災、こういったまさしく地道な、国民の生活に直結する政策を実現していく、そしてこれからのこの国を担っていく若い世代、まだ見ない私の子供も孫も、私はまだ独身ですけれども、これからも日本の国は永遠に続いていくんです。この国の未来を支える若い世代に、夢や希望を持って、日本の国に生まれてよかったと思えるような、そんな国を作ることが、国会議員の役割だと思います。

私はぶれません。自分の仕事を大切にし、目標を捨てません。

日本人には力があります。私は、若い力でこの国の未来を、そして希望ある社会を作り上げていきたい。若い力にご期待を下さい。そしてどうか、みなさんの持っている力を私に貸して下さい。残すところあと3週間の短期決戦。この岡山の、この自民党王国に、大きな大きな、決定的な穴を開ける、そして岡山に二大政党を軸とした、政権交代のある、健全で、分かりやすい政治を目指して、全力で戦ってまいります。どうか皆さんのお支えを最後の最後までよろしくお願いしまして、私からのご挨拶といたします。よろしくお願いします。


(本テキストは、8/20に行われた「津村啓介 事務所開き」における津村啓介本人の決意表明スピーチをもとに、事務所スタッフが作成したものです)


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