2003/09  江田五月・菅・津村・柚木・はた「対談」(五月会だよりNo.104) 号外目次 / 津村啓介ホーム

 2003/9 五月会だより(No.140)にて

いよいよ総選挙。民主党は、自由党と大同団結。そして岡山では、この国の明日を担うにたる候補者を全選挙区に擁立し、政権交代を目指します。
そこで決戦の時を目前に、若さあふれる衆議院候補予定者たちに集まっていただき、次の選挙に臨む意気込み、政治家としての夢、目標を、江田五月議員とともに語ってもらいました。
(※この対談の時点では岡山3区の候補予定者は未定だったため、中村てつおさんは、対談に参加していません。、ご了承ください)。


政権交代で政治を変える。日本を変える。
 

江田 衆議院選挙へのカウントダウンが始まりました。どうですか、今の心境は?

菅 活動開始から間もないので、一人でも多くの皆さんとお会いして、じかに私を知ってもらう機会を持ちたいです。時間がほしい!

津村 待ち遠しい気持ちです。昨年8月に公認内定を頂いてから一年間、「常在戦場」 の覚悟で全力で戦ってきました。ここまでの戦いに悔いはありません。選挙は生きるか死ぬかの戦い。引き分けも努力賞もありません。必ず勝利して、政権交代を実現したいと思っています。

柚木 候補者になってびっくりしたのは、とにかくハードだということです。自分で信じられないほどやせました。よく 「ポスターとは別人みたい」 と言われます(笑)。でも、やるしかない!! この一語に尽きます。

はた 必ず小選挙区勝利をめざして、最後までガンバルゾォ! とにかくみんなで岡山の自民党をぶっ壊したいです。

変革をめざすなら民主党

江田 皆さん、闘志満々、頼もしい! 一分一秒が貴重なこの時期に集まってくれて、本当にありがとうございます。こうして勢揃いできるチャンスはなかなか作れない。せっかくの機会だから、今日は皆さんにいろいろとインタビューしようと意気込んでます。まずは、立候補の動機や抱負から聞かせてくれますか。

菅 私は10代から、子どもの権利確立や若者の政治参加をめざすNPO活動に携わってきました。その中で、子どもや若者の想いが伝わらない政治・行政に対して感じ続けてきた 「もどかしさ」が、今回の立候補につながっています。

江田 なるほど。津村君は?

津村 「日本のトニー・ブレアになりたい」というのが立候補の動機です。

江田 ほお。そういえば津村君は英国留学の経験があるんでよね。

津村 ええ。オックスフォードで江田さんの後輩にあたります。留学した時に目の当たりにした、国民に愛されているトニー・ブレア首相の自信に溢れた姿は、とても印象的でした。新しいリーダーが「若い力」で老大国イギリスを再生させていく姿を見て、「いまの日本に必要なのは、トニー・ブレアのような若く新しいリーダーだ」と強く感じたんです。その後、現実に政治の道を歩むべく背中を押してくれたのは、民主党の候補者公募と江田さんとの出会いです。あまり信じたくありませんが、「運命」というのはあるのかも知れませんね。

江田 ありがとう。身の引き締まる思いです。それにしても候補者公募に、若い人たちが沢山応募してくれたのは、非常に心強い。はたさんは、民主党のどこに魅力を感じたの?

はた すみません。私は論文を書きたくて、それで民主党の候補者公募に応募したら合格してしまったんです。そして3年前に強く要請されて、悩んだ末に立候補し落選して、そこから本当の第一歩を踏み出したような気がします。前回の衆議院選挙では、私のような至らない候補者を、沢山の方々が支えて下さいました。今は、次は絶対に当選して岡山5区の代弁者になるぞ、と決意しています。

菅 次の衆議院選挙でも、全国各地で20代・30代の民主党候補が挑戦するでしょう。仲間が大勢頑張っているんだと思うと、私も勇気がわいてきます。民主党は、政官業の癒着構造を壊せる唯一の政党だと思います。期数や年齢に関係なくチャンスがあり、議員立法にとりくむ政治家が多い。HIV感染者や視覚障害者など、多様な立場の国会議員がいるのも魅力ですね。

柚木 利権にどっぷり浸かりきった人、政党に改革などできるはずがないですよ。出るなら、若く、しがらみのない民主党から以外あり得ないと、僕も思っていました。

民主・自由合流で選択肢を示す

江田 民主党と自由党が、菅代表と小沢党首の決断で、合併します。私は、合併大会の準備委員長で、大会を成功させなければならないし、合併そのものを実りあるものにしなければいけないと思っています。皆さんは、今回の合併をどう受け止めていますか?

柚木 今、大同団結しなくて、いつするんだ、と言いたいですね。まず、政権交代で政官業の癒着をなくすことから始めなければ、本当に政治を変えることはできません。

菅 野党が結集し、国民に対して自民党に代わる政権の選択肢を示すことが重要なんです。今回の合流で、国民の皆さんに政権交代のリアリティを感じていただけていると、私は思っています。

津村 2大政党制の実現に向けた大きな大きな一歩であり、今の日本に必要なことです。歴史に残る大決断ですから、評価も色々あるでしょうが、私たち候補者は評論家ではなく、結果責任を負う政治家です。この合併を成功させること以外に、私たちの進むべき道はありません。

はた 私も賛成です。現実的な話で恐縮ですが、持に保守色の強い私の選挙区ではプラス効果が期待できます。できれば小沢一郎さんに応援に来てもらいたいです。

江田 なるほど。皆さん、民・由合併を積極的に評価しているわけですね。僕は、自民党がどんなに悪いことをしても、政策運営に失敗しても「退場」しない日本の政治システムを変えなければと決意して、政治の世界に飛び込みました。そして、政権交代が普通のことになり、政治が間違ったら、有権者の責任で正すことが出来るようにするために、一貫して頑張り続けてきました。今、その大きなチャンスが訪れようとしている。

 政権交代を実現するということは、今ここにいる皆さんが選挙に勝つということです。ぜひとも頑張っていただきたいし、私自身も全力で皆さんを応援します。私の県内の応援団である江田五月会の皆さんにも、ぜひとも大きなお力添えをいただくよう、僕からも精一杯お願いするつもりです。

初志を貫き政策実現を

江田 では、攻守ところを代えて、皆さんの方から私に質問があれば、何でもどうぞ。

菅 若いとき、還暦のご自分を想像したことがありますか。

江田 還暦の自分の姿は、皆さんの年齢では想像したことがありませんでした。その時その時で、全力投球してきたと思います。気がついたら、参議院民主党の中で、議員歴最年長となっています。若い皆さんに早くバトンタッチするため、この数年が一番大切だと思っています。

津村 辞めたとき、何を成し遂げたと思いたいですか。

江田 政治家をやめるとき、これだけ大勢の人たちが、私が歩いた道を一緒に歩くようになってきたと言えれば、本望でしょうね。民主党政権でやりたいことを、一つだけ選ぶとすれば、そうねえ、利権政治にストップですね。その決め手は、中身を伴った分権です。

 皆さんは、当選したら何に取り組みたいですか?

はた 地域から作り上げた4つの政策(元気高齢者政策。農林業の所得保障政策。雇用と中小企業経営改善支援政策。子育て支援政策)を実現したいです。

柚木 税金の使い方を変える。国会議員定年制。「政治は究極のサービスだ」という私のスローガンを一つひとつ形にしていきたいですね。

津村 日本経済を力強く立て直します。日本の経済をダメにしているのは、多様な人材を活用できない雇用システムです。「年功序列」と「減点主義」がその元凶。若い力にチャンスを与え、やり直しの利く社会を創ることで活力ある強い日本を創りたいと考えています。8年間勤めた日銀で果たせなかった日本経済の再生を、政治の世界で実現します。

菅 世代間に公平で持続可能な年金制度。選択肢が多く、やり直しの可能な教育。立法・質疑はもちろん質問主意書・資料請求・説明要求など議員機能を積極的に活用して、同じ思いをもつ市民と協働して活動できる「使い勝手のよい」議員をめざします。

江田 どうかその初志を貫いてください。この次は、国会で皆さんと勢揃いできるよう、一緒に全力で戦い抜きましょう。


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